オライリー氏の提唱するWeb2.0 7つの原則の1つに『ソフトウェア・リリースサイクルの終焉』という原則がある。
これはいわゆる『ベータサービスリリース』のことを意味する。セキュリティ等の最低限の安全性とそのサービスの基盤部分だけを作って、未完成ではあるが、あとはユーザーの声を反映しながら、拡張していきましょうということだ。
これらの原則は今やネットサービス界の原則のように言われているが、意外や意外に、ユーザーの声を聞きながらサービスを拡張するというのは実はそんなに簡単ではないように思える。