あれもしたいこれもしたいと貪欲な人ほど、1日は24時間では足りないと思うはず。
しかし、現実にはどんな人にも1日は24時間、1440分しかありません。すると、新しくやることが増えていき忙しくなる一方です。
そこで私は、やることが増えたら、やらないことも同時に決めて、やることの総数が増えすぎないように調整するようにしています。
よく、なにかを買ったら、その分、なにかを手放すのが家に物を増やさないようにするためのコツだといいますが、時間についても同じこと。なにか新しい仕事を始めるには、これまでやってきた仕事のうちなにか手放す必要があります。
仕事を3つにわけ、自分本来に集中する
では、なにを手放すべきでしょうか。
仕事には、3種類があります。
①自分にしかできない、自分がやるべき仕事
②自分がやるのがいいけど、他の人でもできる仕事
③自分がやるべきでない仕事
以上の3つです。
私の実感では、多くの人は②に持っている時間の80%ほどを費やしてしまっています。
しかし、②は③と同様、やるべきではありません。どんどんと、その仕事は権限ごと、他の人に委譲していくべきです。そうして、①に割ける時間を大いに確保するのです。
プライベートも、自分にしかできないことにフォーカスする
家の中のこともそうです。無限に時間があれば、どんなささやかなことも自分でやりたいという気持ちは私にもあります。
しかし、それは非現実的です。だから、自分にしかできないことを自分でやり、そうでないことはアウトソーシングや機械に任せます。シャツの洗濯はクリーニングに出せば、洗ったりアイロンを掛けたりする手間が省けます。仕事についてもまったく同じです。
人に頼めるものはどんどんと頼み、自分の体と脳をできるだけフリーにする。新しいことを始める時間的余裕は、そうやってつくり出すしかありません。
②を手放すと、一時的に相手に負担をかけてしまうこともありますが、そこは心を鬼にして、②のマイナスになる以上に①で圧倒的なプラスの結果を残すことにコミットしています。
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