話を伝えるコツ – 2006年 8月15日

急に意見を求められたり、何か相手に物事を伝える必要が出たときに、うまく言葉がでなかったことはないだろうか。

どう伝えようかと考えているうちに、さらに頭の中がごちゃごちゃになってしまって伝えたいことも伝えられないといった感じだ。

後で冷静に考えてみると、なんでもないような質問や回答、問題でも、即座に言葉にするというのは難しい。


気くばりのツボ」という本の中では、そういう状況に陥った時に以下のようなアドバイスをしている。

伝えたい事があるのに、うまく伝えられそうもない。そんなときは、視点を「相手にどう伝えるか?」から「自分はどう感じているか?」に切り替えてみましょう。話はじめる前に感じた戸惑いも含めて、それをありのまま言葉にしてみます

ということだ。なるほど。心で思っている言葉をいかにうまく相手に伝えようとするから難しいのであって、心の言葉をそのまま伝えて、心の言葉と実際に話す言葉をイコールにすることで、本人的に話をスムーズにできるということだ。

これらは文字にするのは簡単であるが、これはこれで実践するのは難しいと思う。ただ、自分はどう感じているのか?を意識して話をするのは、話を伝えるコツとしてはよさそうだ。

話している最中に内容や表現を気にして、話がおかしな方向にいくこともあるだろう。そういうときは「自分はどう感じているか?」を素直に伝えればよいだけかもしれない。

カテゴリー:ライフハック