新規で作っているサービスの開発を進めたいけど、この2・3日、AddClipsの小さな改修作業をちまちまとやっていました。
・Bloggerでの表示改善
・MT4.0での表示変更
・張った先のブログでのCSS影響排除
・ボタンGIFの透過作業
・アクセスログの集計シェル
やっていて改めて思ったのが、新しいモノを作るのも重要だけど、こういった小さな改善や改修って実はそれ以上に大切なんだなぁということ。
生まれたままの姿では使われない
今回追加した機能1つ1つの機能拡張は全く大したことはないし、やってユーザー数が増えるわけでもない。ただ、これらを直さなかったことによるユーザーのストレスは大きく、ストレスを感じたユーザーは二度とそのサービスを使ってはくれないと思う。
AddClipsに関して言うと、こういったレベルの小さな改修はリリース後から80回くらいおこなってきたし、逆にこれを行わないで初期の状態のままだったら、ほとんど使われないサービスになっていたことは容易に予想できる。
液晶テレビや携帯電話のような一度作って世に出てしまえば、ほとんど修正できないような製品と違って、ウェブサービスは荒削りでリリースできるからこそ、その後の改善がとても大切なんだと思う。
改善→価値提供→新たな気づき・アイデアへ
バグ修正や負荷対策に関して言うと、正直、リリース前のように、アドレナリンが分泌されまくるような作業ではない。しかし、この積み重ねこそがユーザーに提供できる価値を増大させられるし、これがないとユーザーを増やすことは難しい。
運用してみて発見する思いもよらないユーザーの使い方があったり、寄せられる声から新たな機能や新規サービスアイデアへつながってくることも多い。
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とりあえずアウトプットを出してみるのはすごく重要だけれども、その後の改善もすごく大切ですね。