良い影響を与える言葉の力 – 2008年 3月2日

第一線のヴィジョナリーの言葉を紹介した「ウェブ時代 5つの定理(梅田望夫著)」が話題ですが、個人的にも言葉は良くも悪くも、人の行動や考え方や生活に大きく影響を与える力を持っていると考えている。

何か行動しようとするときに、人から受けた言葉によっては、良いアイデアが浮んだり、モチベーションが下がったりすることもある。これは偶然そうなっているのではなく、その言葉から「大きな影響」を受けて、その結果につながっていることが多いのだ。

良い影響を与える言葉

ポジティブなメッセージや、心に響くフレーズを読んだり聞いたりすると、モチベーションが上がる。経験的にはアイデアも生まれやすいし、幸せにもなれる。ポジティブな集団にいるとポジティブになれるし、結果を伴うことも多い。

これは、聞いた言葉を脳が記憶し、その後の大小の選択に対して良い影響をあたえているんだと思う。これは逆のパターンにも当てはまることでもある。

悪い影響を与える言葉

否定的でネガティブな言葉ばかりを聞いていると、知らず知らずのうちに、自分もネガティブになってしまう。ネガティブなことを考えながら物事を実現したり、成功するのはかなり難しい。

批判的な人を「現実主義」と評価するかもしれないが、批判するだけの現実主義は非生産的なだけなので、「~はダメだ」ではなく「~するともっと良くなる」と言えるようになりたい。

まとめ

人から受ける言葉によって、思っている以上に自分の行動が影響を受けている。逆に発する言葉は思いの他、人に影響を与えている。

個人的には、共感できたり、心に響く言葉や話には、積極的に接した方が良いし、逆にネガティブな人や集団からはできる限り離れたほうがいいと思っている。批判に耳を傾けるなと言っている訳ではないが、1つの行動・思考をするにしても、ポジティブアプローチとネガティブアプローチでは結果がまったく違うからだ。

自分自身も気がつくと否定的なことを言っていることがあるので、自分への戒めとして。

参考

言葉の力はおそろしいものです。毎日毎日、心が萎えるような言葉をシャワーのように浴びるのと、オプティミズムにあふれた未来志向のわくわくする言葉に勇気づけられるのとでは、同じ人でもまったく違う人生が広がる。(ウェブ時代 5つの定理 p.10)

どんな人をまわりに置くかで自分の現実が変わってしまう。私たちには、2つの選択ししかない「他人に自分の現実をコントロールされるか」「自分で自分の現実をコントロールする」かだ。(非常識な成功法則 p.81)

カテゴリー:コラム