アイデアをひらめくって特別なことじゃない – 2007年 10月19日

前々から思っていたんですが、「アイデアをひらめく」って特別でも何でもなくて、誰でも出来るんだと思う。

アイデアって言っても色々あります。例えば、「素晴らしいインターネットサービスを思いつく」なんていうのは「アイデアをひらめく」の代表格だけど、「綺麗な配色のデザインを考えた」とか、「6畳しかない部屋を活用した収納術がひらめく」とかも立派なアイデアだ。

じゃあどうやって大小のアイデアを生み出すのか。


アイデア発想本などには、「忘れる」とか「本を読む」とか「数を出す」とか「人に合う」とか色々書いていて、どれも間違いじゃないとは思うけど、一番間違いがないアイデア発想術は「お風呂でもトイレでもどこでもずっとそのことを考え続けること」だ。これは絶対に間違いない。

アイデアって結果的には瞬間的にひらめくものだけど、瞬間的にひらめくためには、ずっと考えていないといけない。逆に言うと、ずっと考えていれば、ひらめくものだ。ずっと脳の何%かを占有している状態になるから、(目に見たものor感じたことor思ったことor触れたこと)×そのこと→アイデア って感じになる。

具体的にいうと、新しいアイデアなんて「既存のアイデア×既存のアイデア」なんだし、ずっと考えているということは、最低でも1時間に1回くらいは「アイデア×アイデア」状態を作っていることになるから、結果的にひらめく瞬間が来る。

意図的にアイデアを考えようとすると、何か小難しかったり、特別な人しか閃きなんて起こらないと感じてしまいがちだけど、ずっと考える(脳に潜伏させている)だけであれば誰でもできるし、結果的に素敵なアイデアと出会えるはずです。

(欠点を書くのを忘れてましたが、この方法は「好きなこと」限定です。そもそも嫌なことのアイデアなんてずっと考えるのは苦痛でしかないですから・・・。)

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