GoogleがYouTube版Adsenseを開始 – 2007年 10月10日

CNETTechcrunchなどで既に記事化されていますが、Googleが米国時間の2007年10月9日からYouTubeの動画を使ったAdsenseを開始するようです。

日本での展開予定は未定で、当初は米国内の特定ユーザーのみがこの広告ネットワークを利用できるということです。

広告の種類

Googleによると、YouTube広告には2種類あって、1つは動画の上部に固定バナーがあるタイプ。もう1つは、動画開始10秒程度、テキスト広告がテロップ形式で表示されるとのこと。

YouTubeに掲載されているどの動画にも広告としてつかえるかというと、そうではなく、YouTubeが契約している特定コンテンツプロバイダーの動画のみ、広告として使えるとの事。具体的には、TV Guide Broadband、Expert Village、Extreme Elementsなどが対象のようです。

収入モデル

広告主の広告料は、「Google」「コンテンツプロバイダー」「掲載サイトオーナー」の3者でシェアするということです。シェアの割合等は不明です。

料金発生タイミングは、「インプレッション型」と「クリック型」の2種類を広告主側が選択できるようです。

その他

個別の動画を選択して、自分のウェブサイトやブログに貼るというのがGoogleらしくなくて、違和感がありますが、動画投稿者にも利益還元できる仕組みが普及すると、被害者意識の強い著作権利者も納得してくれるかも!?

実際に管理画面からYouTube広告を作る方法や、概要説明がYouTubeにアップされています。




▲YouTube動画広告の作り方


▲YouTube動画広告の説明

参考:
グーグル、YouTubeの動画利用の広告プログラムを開始(CNET)
ブログに貼れるYouTube動画入りAdsense、火曜スタート(Techcrunch)

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