Amazonでしか本(雑誌・マンガ除く)を買っていないことに今気づきました。本というのは私の中では「ネット」とは対極的な存在で、限りなく「リアル」なアイテムだったはずなのですが、目の前には、Amazonからの納品書が何枚も貯まっています。。
もちろん、実際の本屋さんでも買うことはあるし、Amazonでばかり購入している人は多くいらっしゃるでしょうが、ここ数年でこんなにライフスタイルが変更されたことに、自分自身感慨深かったので、なぜこうなったのかを自己分析も兼ねて、考えてみることにした。
私の本スペック
それほど本を買うわけではなく、(多くもなく少なくもない)月に20冊程度をAmazon経由で購入しています。買った本は基本的にすべて熟読します。ジャンルはビジネス書や投資・金融、自己啓発、政治社会、科学、コンピュータを中心に読みます。
リアルな店舗で買わない理由
なぜリアルな店舗で買わないのか?Amazon中毒になってしまったのか?を素直に書いてみます。
(1) 欲しいと思うキッカケがウェブなことが多い
誰かのブログを読んでいて、ランキングを見ていて、Amazonのレコメンドにハメられ(?)て、、、などなど「これほしい!」と思うキッカケが年々ウェブ経由であることが増えました。そのため、「ほしい!」→「すぐに買える!」というフローが実現できるAmazonが便利になります。
(2) 本の客観的評価がわかる
Amazonのレビューは勿論、ブログや検索エンジン経由で客観的な本に対する評価がわかります。誰しも失敗はしたくないもの。他の人の評価は気になります。本屋で実物の本を見ていても他人の評価はわかりません。
(3) お店に行っても目的の本がないし、探すのがめんどくさい
そのままですね。目的の本がないと時間の無駄ですし、平日だと本屋さんが空いている時間に行けない事も多いです。
(4) ウェブでお金を使うことへの「慣れ」
ウェブでクレジットカードを入力したり云々というのには、すごく抵抗があったのですが、気づくと何の抵抗もなくなっていました。楽天やAmazonなら信用できる!とかではなく、風潮的なものに近いです。
気づき
Amazonの利点は何年も前から語られてきましたが、理論が実生活(?)に近づいてきた(根付いてきた)と強く実感させられます。
ネットでモノを買う時のネガティブ要素としては、昔から信用力が上げられていましたが、Amazonが信用力があるなしという以前に、ウェブでモノを買うことへの「慣れ」がその要素を跳ね除けてくれているように思います。
皆がAmazonを使うことによって、ますます書評やレコメンド情報・なかみ検索のようなデータをAmazonが蓄え、Amazonという名の一大ブックプラットフォームが拡張していっています。(アフィリエイトとAmazonウェブサービスとの相性も拡張にばっちり貢献していますね。ISBNを標準化したりしていますし。)
物販に限らず、今後ウェブ化されるものは多くあるはず。まだまだ、氷山の一角で楽しんでいると思いたいですね。