ドロップシッピングという言葉を耳にしたことはありますか?米国では、アフィリエイトの次は『ドロップシッピング』だと大騒ぎ。アフィリエイト2.0と言われてたり、なかったり。
日本でも、ドロップシッピングの本が刊行されたこともあって、アンテナの早いブロガー達の間では色々と話題を読んでいる。
そんなドロップシッピングについて、考察してみた。
そもそもドロップシッピングとは何だろうか?
(※アフィリエイトの説明は省略。アフィリエイトとは(e-words))
ドロップシッピングはアフィリエイトの進化系といわれており、簡単に言葉で表現すると、『アフィリエイトと違い、自分で扱う商品・商材の値段を決定でき、集客から購入まで一連のプロセスを行うビジネス』である。ただし、『商品の開発』や『商品の発送』は行わずに、集客や宣伝、マーケティングに専念することができる、新しいネットビジネスの形である。
これだけ聞いていると、『?? アフィリエイトと大差ないのでは ??』と感じると思うが、図の方がわかりやすいので、図にしてみた。。
要は、アフィリエイトが商品やサイトの『宣伝』に終始し、送り込んでなんぼのビジネスであり、商品の料金やランディングページの質などを一切いじれなかったのに対して、ドロップシッピングはもう一歩踏み込み、商品の料金まで決定でき、ユーザー側からみると、あくまでもドロップシッピングサイトから購入しているように見える。よりビジネスに近い部分で勝負できる感じだ。
具体例を出すと、海外のcafepressが有名だ。自分でデザインしたT-シャツを販売できるのだが、こちらが手がけるのはデザインのみ。製造などはすべてcafepressがやってくれる。また、デザイン料もこちらで設定できる。
このように、ドロップシッピングはアフィリエイトよりも良い面も多くあるが、良い面だけではなく、それ相応のメリット/デメリットをもちろんあり、それらも簡単に挙げてみた。
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■メリット
→料金が自由に設定できる。
→ユーザー情報を獲得できる。
→他社差別化がしやすい。
→商品ページを自分で作成できる。
→在庫を持つ必要がない。
→発送をする必要がない。
■デメリット
→ユーザー情報(個人情報)を保持する必要がある。
→サポートが必要になる。
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こんな感じでしょうか。
アメリカのアフィリエイターには『プロ』が多く、すんなりとドロップシッピングに移行できる土壌があるのに大して、日本のアフィリエイターの多くは『趣味発展型』や『お小遣い稼ぎ』が多く、まだまだここまでのリスクを考えられるアフィリエイターは多くないかも知れない。
しかし、必ずや近い将来に、ネットのコマースビジネスの中にドロップシッピングが絡んでくることは間違いないと思う。今後もウォッチし続けようと思う。
関連サイト
・ 電脳卸ドロップシッピング
・ 読売新聞の紹介記事