やっぱり行動する人が一番すごい – 2006年 5月21日

口や頭で考えるだけではなく、実際に行動してアクションを起こせる人はやっぱり一番すごいと思う。

はてな近藤さんのエントリー「はてなに入社した皆さんへ」やGoogleではアイデアマンは評価されないなど各方面から散々言われている「当たり前」な部分かも知れないが、改めてそう思う機会があった。


私の知り合いA氏が1年ほど前に起業した。当時、周りからの評価は、非常に厳しいものだった。A氏の会社のウェブサイトひとつ見ても、とても会社とはいえないレベルだったのを覚えている。

しかし、最近A氏の活躍を耳にするようになった。サイトを拝見させて頂くと、立派な企業サイトになっていった。ただ単なるウェブサイトのデザインだけであるが、氏の成長と活躍を感ずるには十分すぎるほどだった。

当時、氏を批判していた方々は当時とそれほど変化はないだろう。しかし、氏はスタート時のレベルは低かったかもしれないが、行動を起こすことにより、加速度的に成長していったのだ。

批判したり、文句を言ったり、頭で考えるだけというのは、非常に簡単なことだが、そこで思考停止してしまう。自分で考え抜き、自分でアウトプットを出さないと、自分にとって意味が無い。

アウトプットしたり、行動にうつすという作業は、日常の忙しいラインの仕事や時間的制約から難しいかもしれないが、行動することで初めて気づく事・行動しないとわからないことは多くある。アウトプットの有無はその人の評価にも繋がる。

アウトプットのレベルは、「考えていたアイデアでプログラムを組んだ!」「会社を作った!」など様々かもしれないが、レベルは問題ではなく、それらに共通して言えるのは、「良い」「悪い」ではなく、行動する人はやっぱり一番すごいということだ。

平均して80年程度しかない時間の中で、いかに多くの行動を起こせるのか。せっかくの1度きりの人生の中で、批判やリスクを恐れて『なにもしない』のはもったいない。勇気を出して、私も一つでも多くのアクション/アウトプットを出せるよう頑張りたいと素直に思った。

カテゴリー:ライフハック