Yahooがajaxごりごり？の地図サービスのベータ版をリリースしました。
Webアプリケーションは「Flash」です。開発者（API)用には「Ajax」のインタフェースが用意されるとのことです。第一印象は「非常に重い」です。Flashが原因なのか、太平洋越しにアクセスしているのが原因なのかはわかりませんが、動作は重め。ちょっとWeb2.0っぽくはないかも。
GoogleMapで慣れてしまっているせいか、操作性は明らかに劣っている印象を受けました。
機能的には、大きく3つ追加されています。
まず、地図の右上に表示されている「概略MAP」です。拡大して地図を見ていても、全体的な地図を表示していてくれます。拡大して場所を探しているうちに、自分が全体のどの部分を見ているのかわからなくなることがあるのですが、これだとしっかりと確認できるようになりますね。
次の追加機能が「live traffic」です。これは、地図上に渋滞情報も表示されるという優れものです。旅行にいくときに地図を見る。そのついでに渋滞情報もわかるとなれば、非常に便利ですね。GoogleMapにも実装して欲しい機能です。
最後は、Yahooお得意のIDとの連携です。YahooIDでログインすると、以前保存した個人データを見ることができます。自宅を登録したり、便利な使い方ができそうです。
GoogleMapに対抗して出してきたサービスにしては、少し操作性で物足りない感はありますが、Ajax版でHackしてみるのも面白いかも。
