個人サービスのつくりかた(レシピ風)
「どんな手順でサービスを作ってるの?」と聞かれることが多いので、レシピ風に材料(どういう道具を使うの?)と手順(どういう順に作るの?)にまとめてみました。
詳しく書くと、非常に長くなりそうなので、まずはざっくりと概要だけ。
レシピ
材料:
ホワイトボード一式/紙/ボールペン/睡眠時間/Dreamweaver/Fireworks/開発用Linuxサーバー/デュアル用モニタ/ノイズキャンセリングイヤホン
作成時間:
平均一週間
簡単な流れ:
アイデア→しらべる→サービスまとめ→プロトタイピング→遷移・設計作成→デザイン→HTML→プログラミング→チェック
1.アイデア
アイデアをどうやって思いつくか?というのはそれ自体が永遠の課題ですが。。個人的には、2系統の考え方があって、1つは「こういうものがあったら便利だなぁ、こういう不便を解消したいなぁ」というユーザー視点からアイデアを思いつくパターン、もう1つは「こういう商材、こういう稼ぎ方、こういうビジネスがある」だからそれをサービスという形(アイデア)に落とし込むとどうなる?というパターンです。材料:WIKI (単語レベルでも書き込み)
2.しらべる
ひたすらGoogle。同じようなサービスがあるか?言及されたブログはあるか?などを調べます。すでに似たようなサービスが提供されていた場合は、普通に諦めます。。同じようなことをやるのは、色々大変です。モチベーションもわきません。材料:ここでは特に何も使いません
3.サービスまとめ
どういうサービスでどういう人に使ってほしいのか、サービスの特徴やコアな機能、利用シナリオ、集客方法などをWIKIに書き出します。これを書いていると大体5割くらいは矛盾やアイデア崩れで沈没していきます。。材料:WIKI
4.プロトタイピング
本当にそんなものが作れるの?という意味もこめて、簡単に動くものを作ります。動き出すとモチベーションがあがるので、非常に大切なフェーズになっています。いけそうな感じがしたら、ドメインを取ります。ここは長々と作業しているとだれてくるので、1日か2日くらいで判断しています。材料:開発用LINUXマシン
5.仕様・遷移作成
機能を洗い出し、システム仕様と設計を考えます。あわせてページ遷移も洗い出します。1週間以内くらいで作れる量の機能とページ数に落とすのがこのフェーズの作業です。全部作ろうなどと思ってはいけません!材料:ホワイトボードや紙とボールペン
6.デザイン
タイトルロゴ、ライン、ヘッダー、フッターなど全体的なデザインイメージを作成します。これは手書きではなく、Fireworksを使って行います。いきなりHTML化するのではなくて、ここでデザイン的な要素を先に100%完成させます。デザインは、こだわると抜け出せなり、時間をとられるので、他の人に見てもらったりして、ある程度妥協することをおすすめします。個人的に一番時間がかかるのがこのフェーズ。材料:Fireworks
7.HTML化
Fireworksを使って作ったPNGから、デザインパーツのGIFに切り出して、HTML化をしていきます。ここはさくっと終わらせます。材料:Dreamweaver
8.プログラミング
プロトタイピングで作ったものをベースに、デザイン実装などなどの各種開発を行っていきます。デザインまで作ってしまっているので、途中で投げ出すのはキツイと思ってがんばります。コア機能をプロトタイピングフェーズで作りきっていない場合は、もう少し前の段階で並行してこのフェーズは行うことが多いです。この段階まで来たら、内容よりも出すことを何より重視しています。材料:開発用LINUXサーバー
9.チェックして完成
自分でいろいろとチェックするのはもちろんですが、他の人にも見てもらいます。サービスはリリース時が一番大事なので、わかりにくい箇所や文言はないか?使いにくくないか?などを確認します。行けそうだったり、リリースします。おつかれさまでした。材料:特にありません
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とこんな感じで、いつもサービス開発を行っています。概要とはいえ、文にするとすごく長く感じられますが、大体1週間くらいが平均開発期間です。
ドキュメントなどは作らずに、基本的にはすべてWIKIにまとめます。WIKIになる前のレベルはホワイトボードに書いてからWIKIにします。あとデュアルディスプレーは作業効率が大きく上昇するので、おすすめです。ちなみに材料に睡眠時間とあるのは、睡眠時間を削るという意味です(笑)
まだまだ改善の余地はいっぱいあると思うので、快適で効率なスタイルを模索していきたいと思っています。






コメント
僕も、自分で考えたアイディアを形にしてはリリースする日々を夢見て生きています。とても参考になりました。すばらしいです。
1点、気になるのですが、リリースする際、サービスを提供するサーバ等はどうやって調達するのですか?外部でレンタルですか?自前で用意して自前で管理ですか?この部分は大きなコストがかかるので、どういう選択をされているのか気になります。レンタルだとそれなりの制約もありますし…。ただし自前の管理も何かと大変ですし…。
投稿者: kazuo | 2008年04月14日 16:56
コメントありがとうございます。サイトの規模によってかわってくるのですが、大抵最初はどのサービスも月1000円程度のレンタルサーバー(さくらインターネット)で開始しています。
ある程度サービスが使われるようになり、規模が大きくなってくると、専用サーバーを切り替え、1台2台とレンタルしています。
参考になるかわかりませんが、お互い頑張りましょう。
投稿者: yosuke | 2008年04月14日 21:39
さっそくのレスありがとうございます!感激です。
やっぱりレンタルなのですね。安心(?)しました。
私は、考えたサービスをどんどんリリースするには、高い生産性で作る必要があると考え、Ruby on Railsでの開発をしています。すると、このレンタルサーバの壁にぶち当たります。railsが使える手ごろでしかも安心できるサーバがなかなかないので…。今はやむをえずdreamhostを使っていますが…。
同様に、何らかのフレームワークによる開発をしようとした場合、レンタルであることが壁になってしまうと感じています。フレームワークなんて利用しなくても高い生産性で開発できるスキルがやっぱり必要なのですかね…?
投稿者: kazuo | 2008年04月15日 01:17