コンテンツリミックス:特徴① – 2005年 12月24日

Web2.0とはのエントリーにて簡単に説明させていただいた「コンテンツリミックス」ですが、もう少し掘り下げて考えていきたいと思います。

おさらい・・・・

『コンテンツリミックス』
ユーザー自身で好き勝手にコンテンツを足したり引いたりできる。現状は、誰か(企業とか個人とか)が作ったものを見るだけでしたが、いらないコンテンツは見ないとか、他のサイトと組み合わせて自分の好きなようにコンテンツを融合(リミックス)できるようになる。


以上がおさらいです。今回は具体的に、今と未来で比べてみようと思います。



例えば、Yahoo・MSN・楽天などを見たい人がいるとして、それらのサイトに見たい情報があったとしても、たどりつくには時間が掛かるし、必要な情報以外の情報も一緒に見る必要があります。

例えば、天気を見たくても、ニュースや特集やキャンペーンコーナー情報を読み込む必要があるし、天気コーナーに移動しても、他地域の天気を読み込む必要もでてきます。

サイトデザインやコンテンツの見え方も自分の好みに変えられるわけではなく、すべてが情報発信元に依存している状態です。



Web2.0では、自分の好きな情報のみを登録しておいて、それを自分専用のデザインで見ることができるようになるといわれています。現在、「RSSリーダー」という好きなサイトのRSSを登録して、RSSリーダー上でコンテンツを見るというソフトがありますが、それが概念的に非常に近いと思います。

上の図には書いていませんが、将来的には、Yahooの天気情報というコンテンツに楽天の商品ランキングを足して自分専用のコンテンツをミックスさせて作ってしまうなんてこともできるのではないかといわれています。

カテゴリー:コラム